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【2024年版】Googleの検索順位別クリック率~Google検索1位が全クリックの27.6%を占める~
公開日:2024.04.03 / 最終更新日:2024.04.14
- Tomoko
Google検索で自然検索上位になると何%くらいクリックされているかご存じでしょうか?
本ページでは、Google検索結果画面におけるの自然検索1位~10位の平均クリック率を紹介しながら、そのデータを活かしてGoogle検索で上位表示を狙うためのポイントがわかります。
※2024年4月時点で最新のデータを引用しました。
コンテンツ
Googleの検索順位とクリック率の関係
以下はBackinfo社による分析結果です。Google検索結果画面全クリックのうち自然検索の順位毎のクリック率(CTR:Click Through Rate)を示したものです。
引用:Backinfo(英語)
400 万件のGoogle 検索結果分析に基づき算出されました。(2023年5月時点)
上記の結果からわかることは
- 検索順位が上位であるほど、クリック率が高くなります。
- 1位の平均クリック率は27.6%、10位はわずか2.4%。クリック率が約10倍違います。
- 検索順位が一つ上がるたびに、相対クリック率は32.3%上がります。
では、ここからは上記のクリック率を現場の改善に活かすための考え方を紹介します。
現状の検索順位とクリック率から、現状のウェブページをセルフチェックしてみよう
自社サイトの現状を把握するために、検索順位とクリック率の関係を4象限で整理してみましょう。
このセルフチェックは検索クエリごとに行なうことで、ページ別の改善が可能になります。
- 検索順位が高く、クリック率も高い → 理想的な状態。維持・拡大を目指す
- 検索順位が高いにもかかわらず、クリック率が低い → タイトル・ディスクリプションの改善などが必要
- 検索順位が低いけど、クリック率が高い → コンテンツの質は高いので、検索順位を上げる施策を優先
- 検索順位が低くクリック率も低い → 検索順位・クリック率の両面から改善が必要
自社サイトがどの象限に当てはまるか、Google Search Consoleのデータを確認しながら診断してみてください。
ウェブサイト初期の成長戦略
ここからは弊社でSEO対策およびコンテンツマーケティングを実施した企業の事例を交えて紹介します。
そのクライアントさんは歯科医院なのですが、新規顧客の予約数がまだまだ足りない状況でした。
ただ、ニッチキーワードでは自然検索流入があったので、既存サイトのまま自然検索流入増加を狙いました。
第1段階のSEO対策(月間アクセスユーザー数が数百→数千)
- すでに検索流入があるワードの順位上昇施策・クリック率改善(主にニッチキーワード)
- コンバージョン率(予約率/アクセスユーザー数)最適化のためのウェブサイト改善
※以下グラフの第1段階
さらなるサイトの成長を目指し、第2段階のSEO対策を行いました。
第2段階のSEO対策(月間アクセスユーザー数が数千→万以上)
既存サイトでは色んな問題があったため、サイトリニューアルを行い、コンバージョン最適化およびSEO対策を強化しました。
- ページ速度の改善
- コンバージョン率最適化
- ビッグキーワード対策を施したウェブページの新規追加
その結果、第2段階の時点で広告費を94%削減し、受け入れ上限を超える予約数を獲得しました。
ローカルビジネスのクライアントさんも喜んでいただけました!
まとめ:自然検索流入を増やす意義
Google検索の仕様変更で「検索結果が死んだ」という人もいましたが、まだまだ自然検索は有効です。
TOP10では、順位がひとつ上がる毎に、3割近くのアクセス増が見込めます。
本記事で紹介した内容を参考に、自社サイトの自然検索流入増加に取り組んでみてはいかがでしょうか。
弊社ではSEO対策やコンテンツマーケティングの相談を受け付けています。30分相談を予約すれば、Google Search Consoleのデータを見ながら、具体的な改善案をお話させていただきます。
毎月広告費に多額の予算を投じることで確実なコンバージョンを得られますが、年々費用が高くなる傾向に悩まされている方も多いのではないでしょうが。
コンテンツマーケティングで自然検索上位を狙うことは長期的に見てコスト効率が良くなるかもしれません。