HOME > ブログ > デジタルマーケティングを知る > ウェブサイトの目標設定は、経営者の腕の見せ所。売り上げに繋がりやすい目標設定とは。

ウェブサイトの目標設定は、経営者の腕の見せ所。売り上げに繋がりやすい目標設定とは。

公開日:2024.12.12 / 最終更新日:2024.12.12

この記事を書いた人井水大輔

ウェブ上の目標。売り上げに繋がりがりやすい反応装置から、ウェブ上の目標を達成しやすい装置まで

: Fumi

質問をいただきました。

「ホームページを作って、GA4を設定しました。これから目標（キーイベント）を設定してと言われたのですが、何を設定すると良いでしょうか？問合せフォームがあるのでそれを目標にするのが妥当なのでしょうか。」

: Daisuke

フォームの完了ページを目標（キーイベント）にしておくと良いですね。
ただし、あまり問い合わせがないと改善の参考になりずらかったり、業種によっても他の目標も作っておいた方が良いので、これからサイトの目標の立て方について解説しますね。

よくあるウェブサイトの目標

ウェブサイトの目標（キーイベント）にはさまざまなものがあります。

雑貨の通販ホームページ　⇒　決済回数
レストランのホームページ　⇒　TEL回数
ダンスレッスンのホームページ　⇒　体験レッスン申込み数
カウンセラーのホームページ　⇒　メルマガ購読者数
工場のホームページ　⇒　見積もり依頼数
メーカーのサポートサイト　⇒　問題解決回数

など、実際、この例にならって決める方も多いと思います。

でも、これを適当に決めないでください！！
実は、ウェブサイトにおける目標設定こそ、経営者の腕の見せ所。
サイト運用において効果を出せるかどうかの分かれ道です。

もしも、あなたの商材が高級モーターボートだとしたら

例えば、あなたの商材が高級モーターボートだとして、ホームページの目標を
「モーターボートを購入し、ウェブサイトで決済まで完結すること」
にしたとしても、目標は達成しづらいでしょう。

何故でしょうか。
おそらく一生に何度も購入しないような高額商材。
男のロマンを満たす質感やストーリーが欠かせないのではないでしょうか。

となると、インターネットで情報収集をしても、購入するのは実物を目で見てからという人が圧倒的多数なのではないでしょうか。

では、あなたが高級モーターボートのウェブ担当者なら、ウェブサイトの目的を何にしたらよいのでしょうか。

最初から「お問合せフォーム」ではなく、
例えば、資料請求や試乗会の募集を、ウェブの目標にすれば、やるべきことも明確になります。
その為の施策や演出をウェブで考えることに集中し、販売やクロージングは営業担当者に任せることができます。

ウェブサイトCTA（反応装置）のいろいろ

ウェブサイトには色んな反応装置が考えられます。
あなたのビジネスに最も見合う反応装置を選ぶことこそ、経営者の腕の見せ所です。ウェブ上の目標。売り上げに繋がりがりやすい反応装置から、ウェブ上の目標を達成しやすい装置まで受注数最大化する反応装置とは

ウェブサイトの反応装置を何にするか、また商談にどのように繋げるのかを決めることは
ROIや受注数を最大化していく上で、鍵となります。
うまくいっても行かなくても、定期的に見直していくと良いでしょう。

これらの反応装置を複数組み合わせて使うことも効果的です。
反応装置を変えるだけで、ウェブサイト経由の受注数が劇的に増えたり、そして減ったりします。

マーケティングで言う所の、バリューチェーンやタッチメディアの考え方ですが
どこまでを、インターネット（オンライン）で行い
どこからを、リアルの世界（営業や商談）で行うのか。
そこに経営センスやウェブサイト運用のセンスが光ります。
まさにウェブ戦略の醍醐味です。

ウェブサイトの目標設定やKPIにお悩みの方はサイト分析体験会をご利用ください。

この記事をシェア