ウェブサイトを新規で立ち上げ。現在では予約数が2ヶ月待ちに!
- Fumi
お客様の紹介
橋爪デンタルオフィス 院長 橋爪 英城氏の紹介
「歯の根の専門ドクター」として根管治療専門の医院である、橋爪デンタルオフィス。
症例実績8,000件、根管治療に特化した治療設備をもつ歯科医院です。
インタビューのお相手は、院長の橋爪英城氏。
ウェブサイトを立ち上げようと思ったきっかけや当時の課題から、立ち上げ後の経営状況の変化までインタビューしました。
Contents
ウェブサイトを新規で立ち上げ、ゼロからのスタート
- Fumi
橋爪:根管治療の専門医としての認知が進まず、初診の患者数が増えずに困っていました。紹介で月に5〜6人程度の初診患者しか来院していなかったんです。
- Fumi
橋爪:元々はグループの歯科医院でサイトを運営をしていて、そちらのサイトもあったんですよね。
そのサイトの「根管治療ページ」のアクセス数は当時から多かったんです。
ただ、それが実際に予約につながるものではなくて。
そんな時に、同じグループの矯正歯科医院がすごく予約が入るようになって、聞くと御社に新規でサイトを作って頂いたと。
そのとき、サイトってただ持っているだけではダメなのと、ちゃんと運用すればたくさん予約が入るんだというのも知って相談させてもらいました。
- Fumi
橋爪:「ホームページ作りませんか?」とたくさん営業の電話がきていました。
ただ僕ら素人だと、見た目がいいとか、色がキレイとか写真が多いとか見てわかっても、検索エンジンのことや「根本的にどういうサイトがいいのか」が分かりませんでした。
そういう問題点を井水さんに教えて頂きました。
Googleの知識もそうですが、ロジックが必要じゃないですか。ただ単に「うちでやれば増えますから」というのではなく、ちゃんと説明してくれました。
例えば、コンテンツを作っても認識されるまでどのくらいかかるとか、どれくらい予約を得るためにどのくらいアクセスを増やそうとか、いろんな調査データを見せてくれたので過剰に期待し過ぎないで、でもいずれ予約が増えるだろうなと、ちゃんと考えられるなと。先が読めたという点は大きかったですね。
ウェブサイト公開後の月に4〜5人の予約が!
- Fumi
橋爪:それは根本的に。これまであったサイトと比較して方向性も全然変わりました。
いろんな角度でインタビューを受けながら、こんなことまで話すの?と思うこともありましたが、患者さん視点で書き換えられていてさすがだなと思いました。
そしたらサイトを開設して最初の月から4〜5人の予約がきたんですよ!
- Fumi
橋爪:1年経ったときには、もう本当に想像以上に増えていました。
- Fumi
橋爪:はい。やっぱり検索ワードで一番最初に上がってきたのは「抜髄(ばつずい)」という歯の神経を取る治療でした。
ただ、「抜髄」というのは、根管治療の中で一番最初に行う「イニシャルトリートメント」と言われていて、僕らのとこに来る患者さんは、全体の1割いるかいないかなんです。
実は、再治療や根管再治療の人が治療の8割〜9割を占めてるんですね。
だから、井水さんと最初は検索ワードで「抜髄」が上がってくるのは、必ずしも、僕らが狙っていた患者さんのワードとは違っていました。
でも、そこから入って段々増え始めました。今も「根管治療」というワードで上位に上がるんですけど、最初はやっぱり「抜髄」からでしたね。やっぱりそのワードが上位にあるときは問い合わせも多い時ですね。
- Fumi
橋爪:そうでもないですよ。なるべく従来の「根管治療」とか「根管治療の専門医」にシフトするように井水さんに作っていただきました。
- Fumi
橋爪:そうですね。抜歯と言われたとか、抜歯でインプラントと言われたという方が大体で、僕の所に来て、「先生に無理って言われたら諦めます」という方もいらっしゃいます。
やっぱり、サイトの中で僕の診療内容というのが、患者さんにしっかりと伝わってることがわかります。
だから患者さんとはもちろん会ったことないんですけど、一番信頼してきてくれるっていう感じの内容になってるんですよね。
- Fumi
橋爪:それは、井水さんにお任せです!僕が聞かれたことをいろいろお話して、それを編集していただきました。
- Fumi
橋爪:ええそうですね。信用してもらえるサイトを作っていただけたのがとても大きいです。
- Fumi
橋爪:そうですね。井水さんから「橋爪先生に患者さんを紹介される先生を紹介してください」と言われ、その先生になぜ自院でも治療できなくはないのに私(根管治療の専門医)に紹介する患者さんがいるのかを聞きに行ってもらいました。
後は、僕が定期的に歯科医師向けのセミナーを開催してるんですけど、受講された先生が事前の予習として「サイトで勉強してきました!」という人もいるぐらいで!専門の方に(サイトを)見て頂くことも本当に多いですね!
- Fumi
橋爪:今となっては、「根管治療」でネットで検索すると自費で根管治療をされている医院がたくさん出てくるのですが、僕が井水さんにサイト制作をしてもらった頃はあまりなかったんですよね。
ここ何年かで、「根管治療を自費でやっています」などを謳っているサイトがかなり増えました。そういう中で、当院を選んできてくれるというのが今現在になります。
- Fumi
橋爪:いや、それはもう井水さんのおかげですよ!だから周りにもホームページを作ろうかなと考えている先生がいたら井水さんを紹介しています。
期待以上の結果が出ていますから!患者さんの数も、昔と比べたら何倍だろう?現状、予約が2〜3カ月待ちになるほど、変わりました。患者さんが治療の効果を実感してくださって、ご自身の家族を紹介してくれたり、友達を紹介してくれたりとか、本当に嬉しいご縁が広がっています。
- Fumi
橋爪:僕自身も使う材料とかが変わってきたりとか、名前の呼び方が変わってきたりとか、そういうのがあるので、毎月毎月ではないですけど、やっぱりその都度あった内容には変えていただいてます。
やっぱりいろいろな言葉があふれているじゃないですか。
新しいものも含めて。時々、若手の先生より患者さんのほうが詳しいこともあります。僕自身も、「あれ?そんなこと書いてたかな…」っていうのはたまにありますよ(笑)
いつも月に一回ほどミーティングをして、今のサイトのアクセスの現状を知ったり、患者さんからこういうこと聞かれたというのを共有して、メンテナンスしてもらったり、時々ちょこっと直したりとかもやってもらってますね。
上位にくるキーワードが大体決まっているので傾向的には変わらないですが、そこから日本全体の歯科医療の問題点が明らかになったのは大きなきっかけでした。
「検索キーワード=お困りごと」そこから気づいた業界の問題点
- Fumi
橋爪:はい。きっかけは「抜髄」のキーワードでした。
初診の時にお話するんですけど、当院にはいろいろな背景の患者さんがいらっしゃいます。
初めての方もいらっしゃれば、他院で治療をされて4回目・5回目という方もいたりします。いろんな歯医者で何件も診てもらっている方は、結局は前の先生に不満があったわけで…。
(歯科医師側からみると)保険の根管治療って、とても点数が低いんですよ。だから、あまり重視されていない場合もあるようですが、実際には、治療が上手いか下手かで患者さんが来たり逃げたりというのが多いんですよね。
若手の先生は、積極的に根管治療の勉強をしてセミナーとかにくるんですけど、僕らのような代になってくると、お金をかけても根管治療自体が保険の点数が低いために、赤字になってしまうんです。だから、お金をかけない。それが一番の問題なんですよね。
(歯科医師が)目先のことばかりを見てしまっているのではないかという実感はありますね。
- Fumi
橋爪:私も子どもの頃に体験していますが、本当に痛いんですよね…
なので、患者さんから見ると、結局何をされているか見えない。
やっている方も手探りなので見えなかったりしますが、大切なのは、実際になぜ痛いのか、どうしたら痛みが取れるのかということを、明確に患者さんに伝えることだと思っています。
でもこれがなかなか伝えられていないんですよね。(治療に使う)道具や材料なども大切なんですけど、まずは診察の際の見立てや、最初の検査とかをできない先生が多かったりもします。
例えば、ある患者さんのお話ですが、熱いものがしみて食べ物が食べられない時に、治療したきっかけは、サイトにも出てますけど「歯髄温存療法」で神経を残すための治療でした。
他院では、虫歯を削って神経を回復させてから、セメントを詰めて残すという治療をしたけど、どうしても熱いものがしみて治らないと。
神経をとろうと治療したにも関わらず、未だにしみてしまう。そのことを言ったらそこの先生は、じゃあ歯を抜きましょうってなったんですよね。なぜかそこで突然「抜歯」になるわけですよ。
たしかに、患者さんの訴えもちょっと怪しいところもあって、僕が熱くしたゴム状のものを押し当てても何の反応もなかったので。
でもだからと言って「じゃあ抜きましょう」と言うのは なんて言うのかな?Yes and Noの訴えを聞いてあげて、いろいろな検査を経て反応の有無を調べながら「対話」をしていく必要性があると、今の根管治療の分野に関しては、特にそういうのが目立ってますね。
ウェブサイトで大切な「等身大の想い」と「隠さないこと」
- Fumi
橋爪:それを井水さんがサイトの中で表現してくれてるのが本当にすごい。
僕の知り合いの経営コンサルタントの方も、僕のサイトを見てすごく構成が良いので、ちょっとどんな会社で作ってるのか教えて欲しいと聞かれたことがありましたね。
僕の思ってることをやっぱり伝えてもらっている…何て言うのかな、テクニックというか。本当に感謝しています。
- Fumi
橋爪:井水さんがよく「その人の中身と一致しないものは作れない」といつもおっしゃってるんですよね。だから、僕のそのまんまの等身大のものを作っていただいてるんだなというふうに感じています。
- Fumi
橋爪:思ってることとか、今の根管治療の分野がどんな感じかっていうのはそのまま話をしています。
やっぱり言語化していくのは難しいので。
いろんなメーカーの人たちとも話をして、材料を提供してもらってやっていく中で、根管治療がどういう方向に向かっているかが見えてくるんですよ。
海外の先生を呼んでセミナーをやったり聞いたりして、そういうのを参考にしてずっとアップデートしてるんですけどね。
- Fumi
橋爪:本当にそうですね。最初一気にドーンと増えたあと、Googleのアルゴリズムが不安定になって一気に落ちたり、上がったりして、それで新患の電話の数もかなり左右された時期がありました。でも今はすごく安定しています。
今後は、YouTubeをやりましょうなんて話もあって。
言葉から映像に変わっていくっていう話を聞いたんですが、 ちょっと恥ずかしいですけどね(笑)
講演とかセミナーとは全然違うんでね。ただ、やっぱりその辺にも適応していかないといけないなと思っています。井水さんに協力してもらいながら進めていきたいですね。それに、僕のところに見学にくる若手の先生からも自分が独立する時はエスファクトリーさんを絶対紹介してくださいって言われてますよ。
- Fumi
橋爪:全く思ってないです、本当に。
以前、「根管治療専門の特集ページを作っていて、今なら上位の〇番目が空いてるんですけどいかがでしょうか?」とか「顕微鏡を使っている歯医者さんの特集をしています」とかセールス電話がくるんですけど、うちはもう十分間に合っているのでとお断りしています。
やっぱりなんていうのかな。Googleに関する話やAIの話もそうですけど、他で聞かないような情報などを、井水さんがいつも持ってらっしゃるから、そういう意味では心強いです。
- Fumi
橋爪:最初、井水さんと一緒に悩みました。やはり値段を掲載しようという方向になりました。
それまでは、値段を見ないで来られる患者さんも恐る恐るなんですよ。そして、診察後に見積もりを出す時に、僕もなんとなく恐る恐る出すところがあって。だから、契約率が必ずしも高くはなかったんです。
でも、掲載しはじめてからは、「もう見てきてるよね」というイメージでこちらも出せるようになりました。
また保険適用じゃないと言われる方もいないですし。 そういう意味では、料金を掲載することの安心感がありますね。
あとは、何年か前にアクセス数がとても多く予約も取りづらいタイミングがあって。そこで、どんな患者さんに来てほしいのか改めて考えようという相談をしている中で、「値上げも一つじゃないですかね」という提案を井水さんにしてもらって。
その時は、結構大きな値上げをしたんですけど、かといって患者さんの成約率が減ることはなかった。今思うと大きなできごとでしたね。そこで月々の収益がさらに3割ぐらい上がったんです。
- Fumi
橋爪:そうなんです。サイト運営だけじゃなく、経営や運営面も含めて、井水さんにアドバイスをもらっていました。今となってはわかるんですけど、料金などの情報を隠してもいいことはないんですよね。絶対。
- Fumi
橋爪:まあ、「人生のV字ターン」でしょうね。経営やクリニック運営も含めて、V字ターンで変わりましたから!もうその一言です。
担当より一言
- Daisuke
その後、来院された患者様の反応を聞いても、価値の言語化がしっかりできていたので期待以上の反応が得られてとても良かったです。
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