SEOに強い!ディスクリプション(descriptionタグ)のつくり方

TOMO
Fumi

こんにちは!エスファクトリーの企画・広報担当の山内です!

前回は「タイトルタグのつけ方」について勉強しました。SEO対策に必須であり、ユーザーが情報を探すときに一番の目印になるタイトル。Googleも重視している理由をご理解いただけましたでしょうか?

続いて今回は、そのタイトルの説明文である「ディスクリプションのつくり方」をお伝えします。 

 

本日の目次はこちらです。

1. サイト説明文とは?

2. ディスクリプションとは?

3. ディスクリプションはSEOに効果あり?

4. ディスクリプションて、どうやって書くの?

適切な文字数の目安は?

冒頭部分に検索されそうなキーワードを入れる

ユーザーがページをクリックしたくなる5つのポイント

5. ここも要注意!

Googleが推奨するNGな表記

誤字脱字に気をつける

ページごとに設定しよう

6. 実はコンテンツづくりが最も重要

 

サイト説明文とは?

私たちがGoogleやYahoo!で検索するとき、数多の情報の中から、より詳しく、ほしい情報が掲載されているサイトを探しますよね?

そのとき、下記のタイトルや説明文を見ながら、当たりをつけて情報を探していませんか?

 

snippet0720

 

もし、タイトルと説明文が一目でピンとこなかったら…

あなたはそのページをクリックしますか?

わかりやすくイメージでお伝えすると、このような感じです。あなたなら、どちらの居酒屋に入りますか?

 

image0720

 

このように説明文は各ページの内容を端的かつ正確に情報を伝え、ユーザーがクリックするかどうかの判断材料になります。では、この説明文が意図しない内容で掲載されていないときはどうしたらいいのか?

そこで登場するのが、本日のテーマである「ディスクリプション」です。

 

ディスクリプションとは?

ディスクリプションは「meta description(メタ ディスクリプション)」とも呼ばれ、該当ページの説明や要約を担います。人に伝えるだけでなく、Googleなどの検索エンジンに伝える役割も果たしているので、認知度UPしたい企業さんは押さえておきたいポイントです。

正しく設定することでサイト運用にも大きな効果をもたらす重要な部分なので、正しい設定方法を見ていきましょう!

 

description0720

 

サイト説明文の表記を確認する方法

ところで、貴社のサイトはGoogle検索エンジン上でどのように表示されているのでしょうか?

気になりますよね!早速確認してみましょう!

 

確認方法】

  1. Googleの検索窓に、「site:」と入力し、そのあとに「自社のサイトURL」を入力する
  2. Enterキーをクリックする
  3. 自社サイトにあるページのタイトル・説明文(スニペット)が表示される

 

site0720

画像をクリックしたら検索結果画面にジャンプします。

貴社のサイトはいかがでしたか?

  1. タイトルと説明文は適切な表現で設定されていますか?
  2. それはどんな内容で記載されていますか?
  3. 情報を求めている人はクリックしたくなりますか?

 

設定をしていないと、検索エンジン側でページ内のテキストが自動的に抜粋されます。そのため、意図しない文章や、変な文章になっていたりすることもあります。

この情報が正しく入力されていないとGoogleやYahoo!にも、正しく認識してもらえません。

しっかり見直していきましょう!

※注意:正しい方法で設定しても、検索結果に反映されないこともあります!

サイト説明文をどのように表示させるのかはGoogleの判断です。メタディスクリプションが引用されることが多いですが、必ずしもその限りではありません。また、ユーザーが検索する際のキーワードや地理的条件、デバイスの種類等により、サイト説明文の表示が最適化されることが増えてきています。

 

ディスクリプションはSEOに効果あり?

Googleのウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)では、「Googleがページを理解できるように手助けする」という項目があります。

しかし、「タイトルタグをわかりやすく、具体的で正確なものにすると良い」ということは記載されてはいるものの、ディスクリプションについて具体的な記載はありません。

現在は、ディスクリプションが直接的に検索順位向上につながることは少ないと考えられています。

 

「・・・検索順位に関係ないなら、適当に書いておけばいいか!」

と思いがちですが、実は検索結果画面のクリック率に大きな影響をおよぼす要素です。

ユーザーは検索結果画面で、たくさんあるウェブページの中からどのページを見ようか直感的に選びます。

その際に、ディスクリプションが魅力的な文章だったり、わかりやすく正確な内容だったりすれば、「このページを見てみよう」とクリックにつながります。

クリックされれば、アクセス数も上がりますし、ユーザーがページを閲覧してくれる時間が増えたり、クリックしたページだけでなくほかのページを見ることにもつながります。結果、巡り巡ってSEOの効果にもつながるのです。

 

ディスクリプションって、どうやって書くの?

では、そもそもどのように書いたらいいのでしょうか。

また、どうすればユーザーの目に留まり「このページを見てみたい」と思ってもらえるようになるのか?気になりますよね。ここでは3つのポイントを紹介します。さっそく、みていきましょう!

 

適切な文字数の目安は?

スマホやタブレット、パソコンなど、ユーザーの使用している機種や環境によって変わってきますが、それぞれの環境でGoogle検索すると、

・パソコン:120~150文字程度

・スマホ・タブレット:60~70文字程度

が一般的に表示される文字数です。この文字数をオーバーすると「・・・・」と省略されます。途中で途切れてもいいように、重要な内容は前半部分に入れて簡潔に伝えるとなお良いです。

限られた文字数でページ内のポイントを記載するテクニックを紹介します。簡潔な短文を数個作るイメージで、体言止めにすると書きやすいです。ただし、体言止めを使いすぎて冷たい印象になることもありますし、ていねい過ぎて長くなることもあると思います。全体を見てバランスを調整してくださいね。

 

冒頭部分に検索されそうなキーワードを入れる

文字数に制限があるため、重要な内容は前半部分に入れましょうとお伝えしました。

これは、タイトルと同様の考え方になります。ディスクリプションには、タイトル以上の情報を含めることができるので、関連ワードを入れていくことをオススメします。

その際のポイントは下記です。

 

  1. いいたいことは冒頭に書く
  2. 「誰に、何を伝えたい」ページなのか、文章中にキーワードを含めて記載する
  3. ユーザーが「検索する言葉」「検索しそうな言葉」をなるべく文章の前に入れる


ちなみに、検索しているときに気づいた方もいるかもしれませんが、検索したキーワードとディスクリプションが一致すれば、
太字で強調表示されます。

これは単に目立つためではなく、ユーザーが自分が探している情報であると認識しやすくするためです。

だからこそ、もし文章が省略されても、狙ったキーワードがディスクリプションに表示されるように、なるべく文章の前に検索しそうな言葉やキーワードを配置するのがベストです。すると、ユーザーは、「このサイトには自分がほしい情報があるかも」と思い、クリックしてくれます。

 

ユーザーがページをクリックしたくなる5つのヒント

1.サイトにきてもらいたいターゲットを記載する

「これから〇〇を学びたい人向けに…」

「美容部員オススメの夏のコスメは…」など、

誰に向けて書かれているのかをわかるようにするだけで、ターゲット層からのクリックを促すことができます。

 

2.メリットの提示をする

「【毎日5分】脳と体がスッキリ!体が劇的に変わる…」

「仕事のオンオフの切り替えに!〇〇で…」など、

そのページを見ることで解決できることや知ることができる情報を、より具体的に記載するとわかりやすいですね。

 

3.ユーザーへ問いかける

「〇〇にお困りではありませんか?」

「〇〇はご存じですか?」など、

問いかける文章で興味を引くのも一つです。そしてユーザーに、「このサイトなら悩みを解決できるかもしれない」「知りたい情報を得られるかもしれない」と思わせることができます。

 

4.競合となるサイトと差別化をする

他のサイトと似たような説明やメリットの訴求では、数多あるサイトから選んでもらえない可能性が高まります。競合となるサイトディスクリプションを見て、自社ならではのメリットや、他社にはない魅力を提示できると良いですね。

 

5.ターゲットから共感を得る言葉を選ぶ

検索ユーザーのモチベーションは8つに分類されると、2020年1月のGoogle調査でいわれています。

 

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自分が検索をするときに、心の中でつぶやく声に似ていると感じる方もいるかもしれませんね。

この8つのモチベーションは、知りたいことを「さぐる」ものと、知っていることを「かためる」という大きく2つに分類され、検索をしているユーザーはこれらを行ききします。

この表をヒントに、ユーザーが共感しやすい言葉が含まれていると、多くのユーザーに見てもらえるようになると思います。

 

以上、5つのポイントをお伝えしましたが、1点注意してほしいことがあります。

それは、5つのポイントを意識しすぎて、「検索結果画面とコンテンツにギャップが生じないようにする」ことです。

ユーザーにクリックしてほしいがために、大げさに表現したくなる気持ちが高まるかもしれません。しかし、ページ内容との乖離があると、すぐにページから離脱されてしまう可能性も同時に高めます。

あくまで、ページの内容に忠実な表現方法を考えることが大切です。

 

ここも要注意!

Googleが推奨するNGな表記

ディスクリプションを作成する上で大切なポイントを紹介してきましたが、Googleが推奨する「さけるべき、NGな表記」は必ず守りましょう。検索エンジン最適化(SEO)スターターガイドも参照してくださいね。

  • ページに関連のない記述
  • 「これはウェブページです」「〇〇についてのページ」など、一般的な説明
  • キーワードが羅列されただけの文章
  • サイト内の文章を、そのままコピー&ペースト
  • サイト内のすべてのページや、多数のページが、同じ内容

 

誤字脱字に気をつける

基本といえば基本ですが、誤字脱字のない正確な文章を書くことを徹底しましょう。

もし誤字脱字があると、ユーザーが読みにくいだけでなく、情報のクオリティが疑問視されてしまうことも。小さな間違いから信頼の低下につながることもあるので、要注意です。

 

ページごとに設定しよう

ここまでで、ディスクリプションのつくり方がわかってきたでしょうか?

異なるページで構成されているウェブサイトだからこそ、ページごとに最適なディスクリプションの設定は、ユーザーにとっても、Googleにとっても非常に有益です。ユーザーがそのページにアクセスするためのきっかけづくりにもなるので、きちんとした情報を伝えていきましょう。

ディスクリプションの内容を設定し終わったら、改善できているか確認することも重要です。ディスクリプショが適切に設定されていると、ユーザーのクリック率に表れます。サーチコンソールを使って、クリック率の推移を確認してみましょう。

 

実はコンテンツづくりが最も重要

いざ、ディスクリプションを作成してみようと思っても、「あれ?これって何を伝えたいページなんだろう?」「このページ、だいぶ古いな。今やっていないことが載ってる…」など、気づいたことがあるかもしれません。

そもそもコンテンツが魅力的でないと、ディスクリプションも魅力的なものはできません。

ユーザーにとって品質が高いと感じられるページは、内容が充実していて、ディスクリプションを書くときも書くことがあふれてくると思います。ホームページは自社の顔です。「第一印象」といっても過言ではないかと思います。だからこそ、常に最新の情報や、自社の「今」を伝えられるよう更新していきましょう。

 

◆参考リンク

 

TOMO
Fumi

意外と後回しにされがちなディスクリプションについてでしたが、重要性は伝わりましたでしょうか?ぜひ定期的に見直してみてくださいね!

それでは、次回もお楽しみに!

 

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